体験はとにかく共有
みんなそれぞれ
「これは他の人経験したことないっしょ??」
という貴重な経験、あると思います。
そんな人にひとつだけお願いがあります。
自分の体験は積極的に人に発信・共有してほしい。
なぜならその体験は、誰かに話すことでその人の力になるし、何より自分の力にもなるからです。
理由 ~自分にも周りにも好影響~
発信することで、聞いた人もその体験を経験値として自分のものにできる。
あたかも自分が経験したかのように感じられる。
そして人に話すことで自分にも定着する。
【自分の体験を人に発信・共有することのメリット】
〈周りの人へ〉
- 話を聞くことでその体験を相手の経験値とすることができる。
- その体験をまた別の人に話したくなる。連鎖的に拡がる。
〈自分へ〉
- その経験への理解が深まる。
- 改めて知識や経験が定着する。
- 人からのフィードバックをもとに、新たな気づきが生まれる。
- アウトプットしないと記憶は徐々に薄れていく。
具体例 ~体験だけで終わるのは味わいきれてない~
例えば、海外派遣に1ヶ月行きました!とかは別に誰でも出来る。
行くことがすごいみたいになってるけど、それはちょっとズレてると私は思います。
重要なのはどんな経験をしてくるかだし、
そしてその経験をもとにこの先どう動くか。
行ったことで完結してしまっては非常に勿体ないと思います。
その第1歩として人に話すということはオススメです。
自分の言葉で人に伝える。
フィードバックから新たな気づきが生まれる。
《体験談に賞味期限はない》
私はヒッポファミリークラブの環境で、2週間のホームステイの体験談を100回以上話しました。
何度も同じ話をしたし、何度も同じ人に話した。
大学生になってから、小学五年生の時の体験を振り返って話したり。
話してるうちに「そういえば」の引き出しが急に開く時がある。
「こういうことがあったんだけど、こうやって乗りきったんだよ」
って話を聞いたら、自分が同じ状況に立った時に、その話を聞いていたことで乗り切ることができる。
過去に経験していたような感覚で対処できる。
いまコスタリカにいるけど
[タマゴアリ]の話もそう。
卵を割ったらアリが出てきたことも、
私が話すことによって、聞いた人達は実際にそれが起きても
「あーこれが言ってたやつか」
と概ね納得する(かもしれない)。
[バス停で待ってても手を挙げないと止まってくれなかった]
とかも聞いた人めっちゃ役立つよね。
結論 ~シェアリングという武器~
- 人に話すことで自分に定着
改めて深く考えるきっかけになる。聞き手からフィードバックをもらえる。新たな発見があるかも。
- 他の人の経験値になる
自分の経験が人の経験にもなる。価値が2倍に3倍にもなる。
これは一石二鳥と言えるのでは?
お前の経験(モノ)は俺の経験(モノ)
体験を終えた後に、その体験を話す場があるのとないのとでは、その経験の価値は大きく変わると思います。
なので積極的に発信していってください。
最初は拙くてもいいと思います。沢山話すうちにだんだん慣れてくる。
自分の体験が、その言葉が、聞き手の人生を変える可能性がある。
とりあえずはよ外出しておくれ。
私にはコスタリカの良さを日本に届けたいという強い思いがあるのだ。
なぜ生物の楽園に来て、8割アリなんだ。
楽しい生活だがな。
15/6/2020(48)