1,2月monthly


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HOLA!

到着して2日で右耳内部を痛めたれいです。

 

余談ですが、インドネシアのじゃんけんは

 

” グー ” チョキ ” パー ”

ではなく、

” ゾウ ” ヒト ” アリ ”

です。

 

アリがゾウに勝つ理由はゾウの耳から侵入したアリが脳みそを食い尽くすからだそうです。

 

無論、僕の枕元にはまばらにアリがいます。

つまり、そういうことかもしれませんね。

 

その2日後にはイヤホンが入らんくらい腫れてました。

 

朝歯磨きしてたら歯ブラシ入れにありが群がってた時はゾッとしたよね。

どうにでもなれってかんじです。

 

 

 

そんなこんなで異国の地コスタリカで臆することありつつ、今日も元気に戦っています。

本能的に文章書くのが好きだからきっと長くなると思う、先にすみません。

 

 

お見送りに来てくれた方々、ありがとうございました。
日本でみんなの前で最後にしたことはみゆとのジャンケンでした。

 

勝ちました。いええええええええええい!!!

 

 



 

 

コスタリカ行ってきやすの話》

 

コスタリカへは

7時間(to Honolulu)+8時間(waiting in Honolulu)

8.5時間(to Atlanta)+4時間(waiting)

4時間(to San Jose)= 31.5時間 かかりました。

 

ほとんど寝てたので、機内食は1回しか食べた記憶がありません。合計3,4回はあったと思う。

 

ちなみにハワイで税関ぽいのに止められてお話した。

ビザがないからどうとかそういうこと言ってたと思う。

 

最後に言われた言葉は

 

” I can't take responsibility if your life is gone”

 

的なこと。こわ

 


とりあえず到着はできたんだよね。

そこはほっとした。

 

迎えてくれた人は誰かその時は分からなかったけど、Rey!のプラカードを見つけた時の安堵が強かった。


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この人に着いていけばとりあえず大丈夫っていうプレッシャーからの解放がありがたかった。

 

 

ちなみにこの時に迎えに来てくれたママは、俺がボランティア先に行く前にSan JoseにあるACIで行う研修のための仮のHost Familyのママだった。

 

先に言うとめちゃくちゃ良い家族。

 

 

コスタリカ着いて最初に食べたのはケンタッキー。

着いた実感あんのかないのかはっきりさせてほしい。

 

おいしかった。

 

 

 

 

 

《ACIの話》

 

ACIっていうのはおれの今回のプロジェクトを支えてくれてるICYEと提携している団体。

San PedroにOfficeがあります。

 

今のステイ先からはバスを乗り継いで1時間半ほどかかりますので、2時間前には家を出ています。

日本人代表としてTico time(コスタリカ人の時間感覚的な)になってしまうわけにはいかないので。

 

 

研修と言ってもみんなそれぞれやることが違うので、大まかにボランティアについて、healthとかsafetyとかHost Familyとの関係とかの話を聞いてます。

あとはSpanish classが2週間ほどあります。

 

Long termのボランティアは俺含めて8人。

German🇩🇪×4

Japanese🇯🇵×1

Swiss🇨🇭×1

Austrian🇦🇹×1

Danish🇩🇰×1


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みんなヨーロッパだから起こる弊害。

・お金の話がユーロ換算

・雑談はほぼドイツ語

・みんな英語スラスラ

→異彩を放つわたし!!

 

 

研修は基本英語でしてくれるから理解できないことはないんだけど、この理解度でボランティア先に行く気満々な自分が心配。

 

" ¿Tienes una pregunta?"(質問ある?)

って毎回聞いてくれるんだけど、

 

  1. 英語はわかる単語だけ切り取る
  2. 切り取った単語と今の状況・口調などから話を推測
  3. 推測だから自分の都合のいいように解釈しがち
  4. 結構納得しちゃう
  5. 質問がない
  6. こんなかんじ

 

 

絶対分かってないことばっかりなんだけど、

・何がわかんないか分からない

・わかんないということだけが分かる

・それを英語にできない

 

とりあえず「あーなるほどね」って顔してます。

きっと皆も気づいてます。

 

いつも助けてくれてすごくありがたい。

 

 

 

ちょっとネガティブな話になっちゃうけど、

英語が流暢じゃない自分に申し訳なさを感じる。

 

みんなと話していても

話を理解するのにも伝えるのにも時間がかかっちゃう。それが相手にとってすごく迷惑なんじゃないかって。

 

だから自分から話しかけにいくのが難しかった。

 

みんなに興味あって沢山話したいことはあるのに、

言えずに途切れたらやだなとか、色々考えちゃってた。

 

 

でもある時

 

"I can’t speak English well."

って自分に保険かけてる感じがすっげぇダサいじゃん、って思うようになった。

 

 

守備専門ですって言いながら

高校最後の夏ホームラン打つおれみたいな。


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いやわりと会話成り立つじゃんって。

 

 

 

流暢じゃなくても、ほぼ無のロシア語でも

 

「喋れるよロシア語」

って言えてた小学5年生の俺を取り戻そうと思って。

 

 

みんなは私のために何度もリピートしてくれたり、

私の話を聞こうと耳を傾けて不足を埋めてくれたり、

そうやって話すうちに私もどんどん言葉が出てきた。

 

思ってた以上の実力が発揮された。

みんなが引き出してくれたんだと思う。


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だからいま自分が持ってる限りの小さな旗でもしっかり自信もって掲げてやろうって思えるようになった。

 

 

目の前の相手と会話する、耳を傾けるって凄く大事。

たとえ言葉が話せなくても会話はできるよね。

 

何言ってるかわかんなくても何が言いたいかはわかる。

だから一応会話は成立してる。

 

相手と話したい!って気持ちが1番大事

 

 

でもまだ頭ん中で英語を整理しながら理解している段階だから、いつもの倍くらいの体力使う。

 

心なしかコンタクトもよく乾く。

 

 

でもみんなと会話できることの方が何倍も嬉しいから頑張れる。

 

 

LとRの発音は難しいけど、コツはなんとなく掴んだ。

その結果気づいたことがある…

 

 

 

 

 

Reiだと"ウェイ"になる。

おれの名前は"レイ"じゃなくて"ウェイ"らしい。

 

 

でもレイって呼んでもらってます。しっくりくるし。

 

 

 

 

 


《Host Familyのお話》

 

ママ、お姉さんが2人、弟が1人、Perroが3匹。

とっても楽しいです。

パパは今はカナダにいるって言ってた。

 


ママ…めっちゃ元気で楽しそう。

 

「おしっこ」っていう単語を教えてから連呼も連呼。

いい歳して何言ってんのよって話よね。

 

でもほんとに俺のことすごく考えてくれて、

毎食のように

”¿Quieres más?”(おかわりする?)

って聞いてくれる。

 

 

2日目くらいにコスタリカコーヒーを出してくれた。

 

味は嫌いじゃなかったけど

普段コーヒーを飲まないものだから

まだあんまり美味しいとは思えなかったんよね。

 

早くお水を飲みたい一心で

カップの中を空にしようとゴクゴク飲んでたら

 

”Oh~¿te gusta?”(ええやん、好きなん?)

って言われて、

 

Si !!! (当たり前やん!!!)

って反射的に言っちゃったよね。

 

これから好きになりたいなと思います。

 

 

あと立ち話がめっちゃ長い。

平気で俺を置いて30分くらい立ち話する。

まぁ許す。

 

 

 


Paola(Esther)…Host sister.一児(Lucas)の母。

 

皆で一緒に住んでるから旦那さんの存在はわかんない。

人当たりが良くて日本語いっぱい教えてあげてる。

 

スペイン語もchallengeしてるけど、

MastのことはPaolaかSusanに英語で伝えてる。

 

ママの英語はun pocoだからね。

 

 

 

 

 


Susan…Host sister.お仕事にはバイクで出勤してる。

動物病院ではたらいてる。

 

最初は無愛想な人かと思ってたけど、すっごい面白い。

基本ケータイいじってる。よく歌も歌うし。

 

毎日帰ってきたら

Rei, how was your day?”

っていつも聞いてくれる。

 

コスタリカ来てから1番驚いたのは

18歳だと勝手に思ってたSusanが25歳だったこと。

 

 

 

 


Lucas…ちょーかわいい男の子、9さい。

ホントの兄弟みたいにいつもじゃれあってる。

急にお兄ちゃんが出来たみたいで楽しいんだと思う。

 

疲れて帰ってきて絡まれてもなんだか許せてしまう。

一緒にNintendoSwitchでマリカーやったりする。

 

 

 


Tres perros🐶
Maya…でかい

イリス…おもい

リエッタ…くろい

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たくさん一緒に遊んでもらってます。

 

 

 

 

《メタ活のお話》


行く前の*メタ活が足りなかったから

iPod持ってきて*イチロー聴いたりしてるんだけど、

メタ活すごくいいなって思った。



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*メタ活…多言語で収録されているストーリーCDを歌うように真似っ子すること

*イチロー…ストーリーCDのひとつでイチロー君が主人公のお話

 

 

なんか行く前はメタ活することはいいことだと思うし

意味あるんだろうなとは思ってた

 

でも具体的にどうっていうのがあんまなくて

漠然とメタ活していくうちに

少しずつ分かってくるのかなーとか思ってた。

 

 

こっちに来たことでメタ活の重要性は

私なりにハッキリしてきた。

私の場合だけど、

 

メタ活は"言葉を繋ぐためのもの"

 

だと思った。

 

 

歌えるようになっても、

意味とかはよくわかんないことの方が多かったのよ。

 

 

実際スペイン語がバンバン聴こえる環境に浸ってみて、

 

「CDにあるやつだ!」

っていうのがいっぱいあんの。

 

 

そーゆーときにハマるっていうか、

理解する時に「覚える」ってステップがないっていうか、

 

自分の中に溜まってたものと繋がるっていう感覚。

 

 

感覚を言葉にするのはむずかしいけど、

今メタ活するとほんとに面白いくらい引っかかる。

 

 

あと、ストーリーであることによって

 

こういう意味なんだ!

じゃなくて

 

こういう場面で使えばいいんだ!

で頭に入ってるから

 

いざという時に言葉がとっさに出てくる。

 

考えちゃうと奥深いなメタ活。

 

 

 

 

 

コスタリカの話》


コスタリカの日本と違くて面白いと思ったこと

・バス停で待ってたらタクシーの運転手が声掛けてくる
・遊び感覚とか挨拶でクラクション鳴らす
・乗りたいバスは自力で止める

これほんとにバスが主流の移動手段だからすごく大事。

 

ちなみにバスはすぐ脱輪する。

 

車の免許取っといて良かった。

道路や車の仕組みと運転手の気持ちを理解出来るから。

基本信号ないとこ渡る躊躇なく行くことがめちゃ大事。

だから交通事故が多い、もうルールとかない。

 

なんか別に驚きとかはないなぁ。こんなもんか程度。

 

 

でも、助手席に2人で乗ったのは興奮したなぁ笑

 

 

 

 

《ご飯の話》


ごはんはとっても美味しい。

最初の方は何となく抵抗っていうか不信感があったんだけど、ものすごいことに気づいてしまった。

 

「美味しそうと思って食べたら、美味しい!」

 

気持ちの持ちようでご飯の美味しさってすごい変わる。

いまはなんでも美味しそうって思って食べてるから全部美味しく頂いてます。

 

行く前にゆうゆうと話してたこと

 

〔主食はお米と黒いんげん豆〕

 

どんなもんよって思ってたら

びっくりするくらいホントだった。


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Gallo pintoってなんか聞いたことあるし、

そのために必要なのがFrijolesっていう煮豆、

おい聞いたことあるやんけ。

 

なんか長期だと何を写真撮っていいかわかんない。

短期のホームステイなら何でも撮るし

毎食撮ってたなぁ、とか思いながら

今はあんま写真撮ってない気する。

いっぱい撮ってきます。

 

 

 

 

《まとめの話》


応援メッセージありがとうございました!

こういうのってすごく嬉しいよね。

絶対何度も見返すし、お世話になると思う。

 

集めてくれたゆうこりんを始め、書いてくださった皆様、ありがとうございます。

 

残念ながら今回書けなくて悔しくて朝も起きられないよーって人は心の中で思っておいてください。

ちゃんと感じます。

 

 

ちなみに名前書いてなくて誰のメッセージか分からないものもいくつかあったけど、ハチマキのだけは内容がハチマキすぎて一発で分かりました。

 

 

個性ってステキ。

 


ってな感じで、僕は特に繊細でもないので、柔軟に対応出来て不自由なく過ごせています。

 

YLと違って取ろうと思えば連絡も取れるから、なんか全然寂しさとかないし、でもこれはこれで感があります。

 

ただ、1ヶ月弱過ごしてみて、ちょっと甘えが出てるなって思いました。

今の期間はまだ来て間もないからなんか言われても

Siって笑顔で言っとけばなんとか乗り切れちゃってた。

 

でも時間が経つにつれてそうもいかなくなってくる。

今の調子だとスペイン語理解するまでに時間がかかる。

 

「何言ってんだろーなー」じゃなくて、

「なんて言ってんの?」って聞いていこうと思う。

 

自分で努力しないと

自然に話せるようにはなるけど、

勝手に話せるようにはならない。

 

 

日本は俺が居なくなって寂しいことが多いと思うけど、

オリンピックyearでもあるので明るく笑顔でMultilingual friendsを迎えてあげてください。

まだ先の話ですが応援しています。

 

 

ちなみにコスタリカは今まで1人しかオリンピックで金メダルを取ったことがないそうです。

 

 

最後に

 

 

 

 

 

 ぼくの耳は現在健康です。

 

 

 

Pura vida!!

 

22/2/2020(1)