なかなか上手くいかない時
私が高校球児だった頃、非常にバッティングが苦手でした。
強い打球を飛ばそう飛ばそうと思ってしまい、肩に力が入ってしまっていました。
それを指摘されて肩の力を抜こうと思っても、なかなか思いどおりにはいかず。
そんな時
「膝の力抜いてみたら?」
というアドバイスをもらいました。
最初は 「膝〜?」 と思っていましたが、
実践してみると、全身がリラックスして自然に肩の力も抜けていました。
皆さんにもすごく力を入れて頑張っていることがあると思います。
その事柄だけを真っ直ぐに見つめて、一心不乱に取り組んでいることが。
しかし、そうやって進んでいくうちに必ず壁にぶち当たると思います。
今までのように上手くいかなくなった。
成長速度が急激に遅くなった。止まってしまった。
どうしていいのか分からない時がくると思います。
人は困難に陥ったり、困惑したりしているときは視野が狭くなってしまいがちです。
どうして上手くいかないのか、何がいけないのか、
考えれば考えるほど周りが見えなくなってしまいます。
しかしそんな時こそ、一旦その場から目を離し、違うところに目を向けてはいかがでしょう。
もしかしたら意外なところから糸口が見つかるかもしれません。
心が落ち着くことで、今までは集中しすぎて見えていなかったものが見えてくるかもしれません。
成功の糸口はどこにあるかは分かりません。
しかし、必ずあります。
それを見つけだすためには一点集中にこだわらず広い視野を持つこと。
そしてその視点まで持っていくための術を自分なりにみつけていければいいと思います。
3/5/2020(5)